薬指の秘密
2016/11/11
今や当たり前のように、「大切なパートナーからもらった指輪は左手の薬指にはめるもの。」
と、きっと小さな子供でも知っているお話ですが、
なぜ、そもそも婚約指輪や結婚指輪は左手の薬指にするのが常識となっているのでしょうか?
その習わしは、はるか昔、1614年。ヨーロッパで始まったのです。
ローマ典礼儀式書により「結婚指輪は今後、左手にはめるべし」と定められ、
誠実と貞節の証としてもっとも左手の薬指がふさわしいとされました。
ですが、なぜ左手の薬指だったのでしょうか?
右手でも、小指でもいいのでは?そう思いますよね。
でも、実はしっかりと【左手の薬指】には意味があるようです。
話は古代ギリシャ時代にさかのぼり… 当時、心臓にはその人の心(感情)の中心があると信じられていました。
もちろん心臓の中心に【感情=愛】もあります。
またギリシャ神話では「左手の薬指には心臓につながる太い血管がある」といわれており、
当時は解剖学的にもそう信じられていました。
そのため左手の薬指で体に害をなすものに触れると、心臓に信号を伝えるとされ、
当時の医師は左手の薬指で薬を混ぜ、毒が入っていなか調べていたほど、とのこと。(だから薬指と言うんですかね!!??)
またヨーロッパ慣習では、
指輪を人差し指にはめれば「大胆」、中指にはめると「分別」、薬指なら「愛情」、小指にはめると「傲慢」の印といわれているそうです。
そしてまた途切れないリング(円)は永遠の愛と輪廻の象徴とも信じられているそうです。
そのため、ふたりの愛が永遠に結びつくために左手の薬指に結婚指輪をはめるようになったといわれています。
結婚式にまつわるアイテムは本当に知れば知る程奥が深く、とても素敵な言い伝えばかりです。
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